お知らせnews

SMCラボラトリーズからのお知らせや新着情報を発信します。

2024.10.07

アップデート

STAM™マウスを用いたResmetiromの線維化治療試験の結果

この度、STAMTM-HCC/IO+モデルを用いたresmetiromの線維化治療試験の評価結果を新たに取得しましたので、ご案内させて頂きます。   このようにSTAMTM-HCC/IO+モデルは承認されたresmetiromが臨床試験で評価された項目、すなわち脂肪肝、NAFLD Activity scoreおよび線維化について同様な改善が認められています。 今回SMCラボラトリーズでは、resmetiromが承認されたことを受け、MASHや病体進行により見られる肝癌に対する治療薬開発を更に盛り上げ、活発にさせたいと考えております。

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2024.08.01

アップデート 論文・学会発表

SScモデル使用例: 当社BLM-SScモデルを用いたMSC-sEVの薬効評価データがBiomolecules誌に掲載されました。

当社の強皮症(SSc)モデル、ブレオマイシン誘導性SScモデルマウスを用いた、Mesenchymal stem/stromal cell-derived small extracellular vesicles (MSC-sEVs)の薬効評価試験例をご紹介いたします。   Title: An Assessment of Administration Route on MSC-sEV Therapeutic Efficacy ( Zhang B et al., Biomolecules. 2024 )  Article Link ► [DOI: 10.3390/biom14060622]   本研究において、当社はSScモデルにMSC-sEVsをi.p.またはs.c., 局所投与し、HE染色による真皮や脂肪層の厚さや、マッソントリクローム染色により皮膚の線維化領域を評価しました。 その結果、MSC-sEVs投与群では、対照群および陽性対照(イマチニブ)群と比較して、皮膚の線維化が有意に抑制されることが分かりました。   本研究のように、当社ではMSC-sEVsをはじめとした細胞治療法の薬効評価研究や、皮膚の線維化や強皮症の基礎研究にSScモデルを用いることが可能です。   当社SScモデルは、病態が均一に誘導されるよう弊社独自の方法でBLMを投与しております。 詳細についてはこちらをご覧ください ▶▶▶ 【 SScモデルについて 】   当社SScモデルやその他の線維化モデル、受託実績にご関心やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。  

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2024.06.13

アップデート

ウェビナーのお知らせ:初のMASH/NASH治療薬のMOA“THRβ作動薬”とSTAM™マウスを用いた非臨床試験のご紹介

6月20日 (木) 9:30 ~ 10:00 AM (JST)に当社のウェビナーを開催いたします。   このウェビナーでは、THRβ作動薬と非臨床薬効評価試験についてご紹介いたします。 Resmetiromが世界で初めてのMASH治療薬としてFDAに承認されてから数ヶ月が経ちました。また、MASH非臨床モデル“STAM™マウス”におけるResmetiromの有効性に関するデータを紹介し、今後のMASH治療薬開発の戦略立案に役立つ情報を発信いたします。   ウェビナーへのご参加はこちら ► 【 https://www.linkedin.com/events/thr-agonistandpreclinicalpharma7204242895531393027/about/ 】   【 概 要 】 ウェビナータイトル:THRβ agonist and preclinical pharmacology study 開催日時:2024年6月20日 (木)、9:30 – 10:00 (JST) Agenda: ■Resmetiromの臨床試験について ■THRβ作動薬の非臨床薬理試験について - Resmetirom - VK2809 - TERN-501 ■STAM™マウスを用いたResmetiromの薬効評価試験とデータ ■STAM™マウスを用いたMASH薬の今後の開発戦略について   当社は、MASH、炎症、線維化、代謝、がん免疫に関する技術・ノウハウを活用した薬理試験を受託する非臨床コンサルティング型CROです。独自に開発したMASH-肝癌モデルであるSTAM™マウスを用いた非臨床試験において、これまでに800種類以上の化合物(15以上のMOAカテゴリーと270以上の標的分子)の脂肪症、MASH、線維症、肝癌に対する有効性を評価してきました。本ウェビナーでは、STAM™マウスにおけるTHRβ作動薬であるレスメチロムの薬効データをはじめ、今後のMASH治療薬開発の戦略立案に役立つ情報を発信いたします。  

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2021.12.17

アップデート

Long-COVID, COVID-19 variants, and the emergence of pulmonary fibrosis in recovered COVID-19 patients

COVID-19はsevere acute respiratory syndrome (SARS)と同じくbeta-coronavirus classに属するウイルスであり、SARS流行の際は感染の数週間後には線維化が観察されはじめていたことが報告されています。 また、その後の追跡調査において、1年経過後のSARS生存者の20%以上に肺線維症が観察されたことから、肺線維化が長期的な問題であることが分かります[David S. Hui et al., Chest., 2005; Lixin Xie et al., Respir Res., 2005]。 COVID-19患者においてもCT画像を用いた解析で線維化の症状が見られることが報告されています [Zheng Ye., European Radiology, 2020]。 パンデミックの長期化によりCOVID-19感染後の肺線維化発症を裏付けるデータが続々と報告されています。 線維化発症のプロセスは下図に示します。     COVID-19感染後に肺線維化を発症した患者集団が既に多数存在するため、肺の新規治療に対する需要はパンデミックが一段落した後も増加の一途を辿ると考えられます。 弊社では、豊富な経験を持つブレオマイシン誘導性肺線維症モデルマウスを用いて、研究開発のサポートを行っております。   ブレオマイシン誘導性肺線維症モデルは、ウイルスを用いたモデルではなく、化学物質を用いて誘導されたモデルです。しかし、このモデルで見られる病態とCOVID-19感染後に見られる病態には多くの類似点が認められるため、解析に利用するために有用なモデルになります。   このモデルの詳細や活用方法についてご興味ある方はこちらをご覧ください。 ご質問がある場合、お問い合わせページからご連絡ください。

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2021.07.20

アップデート

The virtual 81st Scientific Sessions of the American Diabetes Association® and updated information on our original NASH-HCC model (STAM™)

先日、開催された81st Annual Meeting of the American Diabetes Association (June 25 to 29, 2021)にて、当社STAM™マウスに関する発表を行いました。 この発表に関するアブストラクトは、Diabetesに公表されましたのでご紹介します。   209-LB: RNA-Seq Analysis of Liver from Diabetic and NASH Model Mouse Treated with Streptozotocin, High-Fat Diet | Diabetes (diabetesjournals.org)

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