SMCラボラトリーズからのお知らせや新着情報を発信します。
当社クライアント様(Institut de Recherches Servier)がSTAM™マウスの肝臓組織サンプルを用いたデータを掲載した論文をPLOS ONEに投稿されました。 Title ”Procollagen C-Proteinase Enhancer-1 (PCPE-1) deficiency in mice reduces liver fibrosis but not NASH progression” 詳細はこちら→ https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0263828 本論文では肝臓におけるC-Proteinase Enhancer-1 (PCPE-1)の発現が肝臓の線維化やNASHの進行にどのようの位関わっているのか、様々な肝線維化モデルマウスで比較しております。その中で、STAM™マウスの肝臓におけるPCPE-1の遺伝子発現の解析にもお使いいただいております。 当社ではサンプル販売サービスとしてSTAM™マウスの肝臓や血漿の凍結サンプルをご提供しており、各種解析にお使いいただくことが可能です。 本論文のように、他の肝線維化モデルと比較検討することで、研究目的に合うモデルマウスの探索にご使用いただくことも可能です。ぜひ、STAM™マウスのサンプル提供サービスもご検討ください。 また、当社ではSTAM™マウスの他にも肝線維化モデルを取り揃えております。どのような薬効評価試験をお考えか、どのようなモデルマウスがご希望か、お気軽にご相談ください。 当社のサービスにご関心がある場合は、お気軽にお問い合わせください。 STAM™マウスについてはこちら。
この度、8月25-28日に開催されるInternational Congress of Endocrinology (ICE 2022) にオンラインにて参加し、研究発表いたします。当社のNASH-肝癌モデルマウスに関する研究演題が査読を経て採択されたため、一般演題にて研究発表を行います。 今回は「RNA-seq Analysis of Liver from NASH-HCC Model Mouse Treated with Streptozotocin-High Fat Diet」というタイトルで発表をいたします。 ご興味・ご関心のある方は是非ご覧いただけましたら幸いです。また、この機会にNASH-肝癌モデルマウスをはじめ、弊社サービスについてもお気軽にお問い合わせください。 ■International Congress of Endocrinology (ICE) ・URL:https://themeetinglab.eventsair.com/ice-2022/ ・会期:2022年8月25-28日 ・開催形式:オンライン ■発表について ・Presentation style:Poster ・Poster Board:PP-D-018 ・Theme: Diabetes ・Title 「RNA-seq Analysis of Liver from NASH-HCC Model Mouse Treated with Streptozotocin-High Fat Diet」 ■NASH-肝癌モデルマウスについて →…
Translational Oncology誌にて当社クライアント(久留米大学)による論文発表がありました。 Title “Efficacy and tolerability of Sorafenib plus metronomic chemotherapy S-1 for advanced hepatocellular carcinoma in preclinical and clinical assessments“ こちらの論文では、STAM™マウスを用いて既存の肝ガン治療薬ソラフェニブと化学療法剤S-1を組み合わせた治療方法を評価しております。 詳細はこちら → Efficacy and tolerability of Sorafenib plus metronomic chemotherapy S-1 for advanced hepatocellular carcinoma in preclinical and clinical assessments (ScienceDirect) 本論文のように、STAM™マウスを用いてお持ちの化合物の単独、併用療法の実施が可能です。 また、他のモデルマウスやこれまでの経験を用いて試験をご提案することも可能ですので、ぜひご検討ください。 当社のサービスにご関心がある場合は、お気軽にお問い合わせください。 STAM™マウスについてはこちら。
Clinical and Experimental Hepatology誌にて当社顧客(GN Corporation社)による論文発表がありました。 Title: “Hepatoprotective effects of Aureobasidium pullulans derived b1,3-1,6 glucans in a murine model of non-alcoholic steatohepatitis” 詳細は、下記のURLをご覧ください。 Hepatoprotective effects of Aureobasidium pullulans derived β 1,3-1,6 glucans in a murine model of non-alcoholic steatohepatitis – Journal of Clinical and Experimental Hepatology (jcehepatology.com)
Cell Metabolism誌にて当社顧客(Esperion Therapeutics)による論文発表がありました。 Title: “Inhibition of ATP-citrate lyase improves NASH, liver fibrosis, and dyslipidemia” 詳細は、下記のURLをご覧ください。 Inhibition of ATP-citrate lyase improves NASH, liver fibrosis, and dyslipidemia – PubMed (nih.gov)
当社クライアントがbioRxivに投稿された論文について紹介します。 こちらの論文では、黒酵母菌Aureobasidium pullulansのAFO-202株およびN-163株由来の、2種類のβ‐グルカンの単独または併用摂取が、NASHモデルマウスのNASH病態の進行にどのように影響するかが評価されています。 2種類のβ-グルカンについて、AFO-202株由来は脂肪肝および肝細胞のballooning形成、N-163株由来は炎症と線維化を抑制することが示されました。 また、これら2種類のβ-グルカンの併用摂取でも単独摂取と同様な効果を得られることがわかり、NASH治療に有用な食品成分であることが示されました。 STAM™モデルを用いて、お持ちの化合物の効果を単独、併用療法で試してみませんか? これまでの経験を用いて試験をご提案することも可能です。
当社クライアントがCellsに投稿された論文について紹介します。 こちらの論文では選択的PPARα modulatorでありpemafibrateとNa+/グルコース共役輸送担体2の阻害剤であるtofogliflozinの単独、併用療法によりNASHモデルマウスの病態進行に対する影響の評価を実施されています。Pemafibrateとtofogliflozinという異なるメカニズムに対する化合物を用いることで相乗的な効果を示すことが示されました。 STAM™モデルは、当社SMCラボラトリーズが開発した世界初のNASHから肝ガンを発症する病態モデルマウスです。 ヒトNASHと類似した病態(脂肪肝→NASH→肝線維化→HCC)を発症することから、これまで多くの薬効評価試験や基礎研究に活用されており、様々な化合物の併用療法にもご利用頂いてきました。 STAM™モデルを用いて、お持ちの化合物の効果を単独、併用療法で試してみませんか?これまでの経験を用いて試験をご提案することも可能です。 STAM™モデルの利用にご興味ある場合は是非お問い合わせください。
今回は当社クライアントからお問い合わせ頂くことの多い、IPFモデルを用いた実際の試験例について紹介します。 こちらはミトコンドリアベースの治療法を開発している企業であるCohBar, Inc社がAmerican Thoracic Society’s Virtual 2020 ConferenceにてIPFモデルを用いたデータを発表しています。 ePosterによる報告では、ミトコンドリアにコードされたペプチドCB5138のアナログであCohBar, Inc社のMBT2(CB5138-1)に関するデータとなります。 CB5138-1は、IPFモデルを用いた予防、治療試験の両方で肺線維化と炎症の改善を示しています。 さらに、CB5138の新しいアナログであるCB5138-2とCB5138-3は、Ashcroft scoreによって評価される肺線維化、炎症、コラーゲンの沈着、及び分泌の減少を示しました。 こちらはEpstein-Shochetらによって、当社のIPFモデルをニンテダニブのPK/PD試験にご利用頂き、非常に有望なデータを取得頂いています。 上記以外にも当社クライアントによって報告されたデータがあり、これまでには90を超える化合物の評価を行って参りました。 当社のIPFモデルやその活用方法に興味のある方は是非一度お問い合わせください。
Surgery Open Science誌にて当社顧客(防衛医科大学校)による論文発表がありました。 Title: “In vivo diffuse reflectance spectroscopic analysis of fatty liver with inflammation in mice” 本論文において、STAM™マウスモデルを用いて、炎症を伴う脂肪肝の病態を評価するために拡散反射分光法の有用性を報告しています。STAM™マウスは、薬効評価以外に本論文のような画像診断の研究にも活用することができます。 詳細は、下記のURLをご覧ください。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589845021000130
5月21日から23日にDDW2021にて、当社クライアントによる発表がありましたので、ご紹介します。 詳細は、下記のURLをご覧ください。 https://ddw.org/attendee-planning/online-planner/ Poster #Sa373 BOFUTSUSHOSAN, A TRADITIONAL JAPANESE MEDICINE, MAINTAINS THE GUT MICROBIOME AND AMELIORATES PROGRESSION OF LIVER DISORDER IN DIABETES INDUCED NASH MODEL MICE Institution: Hokkaido University (Japan)