STAMモデルにおけるMASHマーカーについて
MASHモデル(STAMTM)のMASHマーカーについて、ご紹介させて頂きます。
MASHの診断において、肝細胞の風船様腫大は単純性脂肪肝とMASHを区別するために重要な所見です。
風船様腫大を同定する上で有効とされている非侵襲性マーカーの1つにCK-18(サイトケラチン18)があります。CK-18はAASLDのFDAのワークショップでearly phaseのNASHマーカーとして推奨されており、これまでの臨床試験でも、病理との関連性が報告されています[Arun J. S, et al., Hepatology, 2015]。
弊社のSTAMTMでの血漿中のCK-18の解析結果には、以下のような特徴がございます。
STAMTMのCK-18
– 初期MASHを表す6週齢以降から上昇する
– 病態の進行(単純性脂肪肝からNASH、線維症に至るまで)に伴い段階的に上昇する
– ヒトのMASH H患者と同程度の上昇を示す[Ariel E. Feldstein et al., Hepatology, 2009]
弊社では、臨床相関性の高いMASHモデルをご提供させていただいております。
また、STAMTMマウスモデルに関する情報はこちらからご確認頂けます。