STAMマウス肝癌のヒト相関性に関する論文発表
本記事では、UCSDのMichael Karinチームの、NASH-HCCモデル(STAM™マウス)肝癌のヒト患者相関性に関する研究論文をご案内させて頂きます。
PNAS October 16, 2018 | vol. 115 | no. 42 | E9879
“Integrative genomic analysis of mouse and human hepatocellular carcinoma “
STAMTMマウスは、脂肪肝から肝炎、線維化、そして肝癌までの進行が、すべてのマウスにおいてヒトNASHと同じ病態進行で、100%規則正しく発現するモデルマウスとして、NASH-肝癌研究に用いられております。
本論文では、4つの代表的な肝癌モデル(MUP transgenic、TAK1-knockout、DENおよびSTAMTM)とヒト肝癌についてゲノムおよびトランスクリトームの比較を行った結果、STAMTMマウスで発生する肝癌が最もヒト肝癌に類似していることが示されました。
弊社は、STAMTMマウスを用いた薬効試験をはじめ、小スケールで実施いただけるパイロット試験プラン、臓器サンプルや個体の販売など、研究者のニーズに応じたサービスを提供しております。
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