NASHモデルマウスを用いた薬効評価試験実績
本記事では、弊社クライアント様がInt J Biol Sciに投稿された論文についてご紹介致します。
こちらの論文では近年注目されているNASH由来肝ガンの進行抑制に着目し実験が行われています。 遺伝子発現データを基にしたターゲットの発現解析後、実際にNASH-HCCモデルマウスを用いた薬効評価試験を実施されています。
上記の論文だけでなく、これまでmicroarrayを用いた遺伝子発現解析が複数の論文で報告されています。 ご興味あるターゲットの遺伝子発現は試験依頼時に注目すべきポイントであり、クライアント様からお問い合わせが多い内容の一つです。そして特にRNA-seqを用いた遺伝子発現データについてお問い合わせ頂くことが多くございます。
弊社ではご要望にお答えして、STAMTMモデルを用いて経時的な遺伝子発現データの取得を実施致しました。STAMTMモデルは、弊社SMCラボラトリーズが開発した世界初のNASHから肝ガンを発症する病態モデルマウスです。ヒトNASHと類似した病態(脂肪肝→NASH→肝線維化→HCC)を発症することから、これまで多くの薬効評価試験や基礎研究に活用されてきました。 STAMTMモデルを用いて、ご興味のあるターゲットの遺伝子発現を確認し、研究に利用するのはいかがですか。
STAMTMモデルや遺伝子発現データの利用についてご興味ある場合は是非お問い合わせください。