2025.01.28

EtrasimodのIBD modelにおける薬効評価データ公開

本日はInflammatory Bowel Disease (IBD) モデルマウスにおける Etrasimod (VELSIPITY)の薬効評価データをご紹介いたします。

 

Etrasimod (VELSIPITY, sphingosine 1-phosphate (S1P) receptor modulators)は2023年10月12日にulcerative colitisに対して、経口投与可能な治療薬として承認されました。

 

IBDモデルマウスに対する薬としては、これまでMesalazineやTacrolimusのデータを公開しておりましたが、今回Etrasimodを用いたデータを取得しましたので、ご紹介します。

本試験ではIBD発症後に見られる腸の線維化を評価しており、Etrasimod投与群で線維化の優位な改善が見られております。

 

これまで腸の線維化まで評価可能な化合物はありませんでしたが、今後はEtrasimodをコントロールとしてあなたの被験物質を評価することが可能です。IBDモデル自体のデータや更なるEtrasimod投与結果に関しては、お問い合わせください。

 

弊社ではこれまで1,000以上の試験を実施しており、腸の病態モデルとしては病態期間に応じて炎症、線維化の評価が可能なIBDモデルが圧倒的に使用されております。さらにEtrasimodをコントロールとして追加したこのIBDモデルをあなたの研究に是非ご活用ください。