UUOモデルにおける新たな陽性対照薬の選択肢:ダパグリフロジン
当社は、片側尿管結紮(UUO)モデルにおいてSGLT2阻害薬ダパグリフロジン(20 mg/kg, 経口投与)の腎保護作用を確認しました。
これにより、従来のALK5阻害剤に加え、UUOモデルにおける新たな陽性対照薬としてご提案できる体制が整いました。
ダパグリフロジンは臨床において慢性腎臓病や心不全に対する有効性が確立しており、当社のUUOモデルにおいても一貫した腎保護効果を示すことが明らかになりました。
これにより、お客様の新規腎保護薬開発における評価系の信頼性がさらに高まり、比較試験やスクリーニングにおいて実用的な選択肢を提供いたします。