ニュースリリース

2025.12.29

2025年 活動ハイライト — SMC Laboratoriesの研究・事業トピックス —

2025年も、SMC Laboratoriesの研究・事業活動に多大なるご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

本年は、国内外の学会・パートナリングイベントへの積極的な参加、MASHおよびIPF領域を中心とした論文発表、そして非臨床評価サービスおよび解析基盤の拡充を通じて、研究開発支援体制を一層強化する一年となりました。

■ 学会・イベント活動2025年は、BioJapan、BIO-Europe 2025、Biotechgate Digital Partneringなどの国際的パートナリングイベントに参加するとともに、日本肝臓学会総会や日本呼吸器学会関東地方会、APASL STC 2025 Tokyoなどの学術集会において、口頭発表・ポスター発表を行い、活発な科学的議論を行いました。

■ 論文発表(2025年)
SMCが関与した研究成果として、MASH領域およびIPF領域において、Cell Reports Medicine、Human Cell、Nutrients、Stem Cell Research & Therapyの国際学術誌に論文が掲載されました。これらは、当社の疾患モデルおよび非臨床評価系が、学術的にも高い信頼性を有していることを示す成果です。

■ サービスおよび評価基盤の拡充
Made-to-Order(MTO)による試験設計およびカスタムモデル開発サービスをさらに拡充しました。また、肺機能評価(FVC、SpO2)やIVISイメージング解析など、臨床的意義を意識した評価プラットフォームの整備を進めました。

■ 新規陽性対照
UUOモデルにおけるダパグリフロジン、IPFモデルにおけるネランドミラストなど、新たな陽性対照薬の導入を行い、評価系の妥当性・再現性向上に取り組みました。

これらの成果は、日頃よりご支援いただいているパートナーの皆さまとの協働なくしては成し得ないものであり、改めて深く感謝申し上げます。

2026年も、臨床とのトランスレーションを重視した非臨床評価プラットフォームと、柔軟で実践的な試験デザインを通じて、皆さまの研究開発を力強く支援してまいります。
今後ともSMC Laboratoriesをどうぞよろしくお願い申し上げます。