肺線維症研究における新たな一手:SMC Laboratoriesが提供するIPFモデルのご紹介
当社は、非臨床CROとして、疾患モデル動物を用いた薬効薬理評価に特化した研究サービスを提供しています。このたび当社では、特発性肺線維症(Idiopathic Pulmonary Fibrosis: IPF)モデルを用いた評価体制を一層強化し、肺線維症治療薬開発に貢献できる体制を整えました。
■ SpO₂モニタリングによる負担の少ない評価
当社では、マウスにおけるSpO₂(血中酸素飽和度)の測定を導入いたしました。パルスオキシメーターを用いたこの手法は、被験動物に与えるストレスが少なく、繰り返しの生体内モニタリングが可能であるため、治療経過の定量的かつ動的な評価に有効です。
■ マイクロCTによる構造的評価の充実
さらに、当社が保有する小動物用マイクロCTを活用することで、肺構造の変化=線維化の進行度を視覚的かつ定量的に評価することが可能となっています。SpO₂単独では捉えきれない肺線維化の構造的変化を補完する手法として、両者を組み合わせた解析をご提案しております。IPFモデルをはじめとする当社の疾患モデルについては、オンラインミーティング形式でのご紹介も可能です。研究開発の初期検討段階から、ぜひお気軽にご相談ください。