ラット疾患モデルの提供を開始しました
当社では、昨今の研究ニーズの高まりを受け、ラットを用いた疾患モデルの提供を本格的に開始いたしました。
■ ラットモデル導入の背景
近年、以下のような理由から、ラットを用いた試験へのニーズが急速に増加しています:
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マウスに比べて体格が大きく、1匹あたりのサンプル量が多い
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反復的な採血やバイオマーカーの時系列分析への対応が求められている
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薬効評価や疾患進行の多面的評価へのニーズが拡大している
こうしたニーズに応えるため、当社では幅広い疾患領域でラットモデルによる非臨床試験に対応できる体制を整えました。
■ 主な提供モデル(例)
【肝疾患】
・CCl₄誘導性肝線維症モデル
・CCl₄誘導性急性肝障害モデル
・TAA誘導性慢性肝障害モデル
【肺疾患】
・ブレオマイシン誘導性肺線維症(IPF)モデル
・LPS誘導性急性呼吸窮迫症候群(ARDS)モデル
【腎疾患】
・片側尿管閉塞(UUO)による腎線維症モデル
すでに複数のクライアント様からラットモデルでの試験依頼を頂いており、今後も他疾患領域への展開を計画しています。
ラットモデルの活用をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
SMC Laboratoriesは、進化した前臨床プラットフォームで皆様の創薬研究を力強くサポートします。