病理組織解析

病理組織解析

Histologyについて

弊社の病理専門研究員が解析の実験系構築からデータ取得・解析・結果の解説までをサポートし、お客様が実施した薬効試験のサンプルから情報を最大限に引き出します。

評価項目一覧

炎症および線維化に対する専門的知識を生かし、各組織・臓器を対象とした病理組織学的定量およびスコアリングを実施いたします。

  • 線維化評価
    (alpha-SMA免疫染色、ER-TR7免疫染色、シリウスレッド染色、マッソントリクローム染色など)
  • 炎症評価
    (F4/80、Gr-1、CD4免疫染色など)
  • 脂肪評価
    (Oil red染色)
  • 細胞増殖・アポトーミス評価
    (Ki67免疫染色、TUNEL染色など)
  • ヒト組織評価
    (HE染色、シリウスレッド染色など)

弊社の線維化に対する専門的知識を生かし、各モデルの組織・臓器に適した線維化解析方法をご提供します。

  • Alpha-SMA免疫染色

    Model: DSS誘発大腸炎モデル

  • シリウスレッド染色

    Model: 片側尿管結紮モデル

  • マッソントリクローム染色

    Model: ブレオマイシン誘発肺線維症モデル

サービス内容

前処置と包埋:

  • 固定組織を用いたパラフィン包埋(パラフィンブロック作製:ヒト、動物)
  • 固定組織を用いたO.C.T.包埋(凍結ブロック作製:ヒト、動物)

薄切:

  • パラフィンおよびO.C.T.ブロックからの薄切(厚さ4-8 µm)。
  • 連続切片の作製も承ります。

ルーチン染色:

  • HE、シリウスレッド、マッソントリクローム、PAS、オイルレッドなど

免疫組織化学(IHC):炎症関連分子、線維化関連分子など

  • 二重/多重染色を含め、オーダーメードの染色にも対応。

定量解析:

  • 陽性面積、長さ、陽性細胞数の計測、陽性面積率の算出など
  • 細胞増殖、アポトーミス、病理学的分類、スコアリングなど

結果の解釈:

  • 病理学的所見について薬理学的視点からのディスカッション

ユーザーサポート:

  • 所見の解説や弊社研究員とのディスカッションの場をセッティングさせて頂くことも可能

NASHの病理組織学および画像解析サービス

  • 病理組織学的パラメーターは、NASHおよび肝線維化の非臨床および臨床研究における重要なエンドポイントです。

NASH /肝線維症研究におけるSMCの傑出した性能:

  • 線維化に特化したCROとして、SMCは、マウス、ラット、およびヒトの500を超える薬理学研究と50,000のNASHおよび関連疾患のスライドを評価することにより、ノウハウを蓄積してきました。

-NASの判断(特にバルーニング)病態コントロールからの病態変化の評価、臨床的関連性の議論など。

NAS; NAFLD Activity score

For…

  • 非臨床薬理研究だけでなく、臨床研究でも疾患のグレード(NASH、線維症)を評価します。

  • お客様自身の研究室での薬物評価のための動物モデル(TgおよびKOマウスを含む)の開発。

  • 客観的な評価による高品質のレポート/データパッケージの達成。

NAS:「風船様変性」または「偽風船様変性」

NAS(バルーニング、炎症、脂肪症を含む)は、ヒトおよび動物の両方のモデルでNASHの薬効を評価するための重要なパラメーターです。
非臨床結果を臨床実践に変換するためには、疾患モデルで「真の」バルーンと「疑似」バルーンを区別することが不可欠です。

THE GRADE OF NAS: ACHIEVEMENT

An accurate scoring can evaluate the efficacy of the test substances on each components (steatosis, lobular inflammation, hepatocyte ballooning) of NAS.

HISTOLOGY ASSESMENT METHOD & MATERIALS

HISTOLOGY ASSESMENT DISEASE MODELS