疾患領域

BDLモデル

胆管結紮(BDL)誘発性胆汁うっ滞性肝疾患モデルは、急性肝障害、続いて肝臓の炎症および線維化へと病態が進行し、肝保護作用、抗炎症作用、抗線維化作用といった様々な治療薬の有効性を評価するために使用されているモデルです。BDLモデルは、試験期間が2週間であるため、肝臓の線維化に対する抗線維化薬のin vivoスクリーニング試験に適したモデルです。

図1.BDLモデルの肝臓シリウスレッド染色画像
正常マウスに比べて、BDLモデルでは門脈域周囲での線維化が認められます。